雨の日って空もどんよりしてて憂鬱な気分になりますよね。
そんな時、急な雨漏りに気づいたら、焦ってしまいませんか?
いざという時に備えて、雨漏りのときの対処法を知っておきたいですよね!
今回は雨漏れしたときのための応急処置を中心にご紹介してきたいと思います。
応急処置は、雨水を止めるだけではなく、その後に起こる二次災害を防ぐことに繋がるのです!
ぜひ、最後までご覧ください。
■目次
雨漏りの応急処置

では、もしも雨漏りしてしまった場合はどうしたらいいのでしょう?
まずは自分でもできる応急処置方法について見ていきますね!
バケツで受け止める



もっと効果的な対策方法を教えるね。
- レジャーシートや新聞紙などを敷く
- バケツを置く
- バケツの中にタオル・新聞紙などを入れておく

もし屋根裏に上ることが可能なら、屋根裏の雨漏りしている所にバケツを置くことで天井が腐らないようにすることができます。

次は窓から雨漏りした場合の対策について説明するね。
窓枠にタオルを置く
窓枠の雨漏り部分にゴミ袋を敷いて、その上にタオルを敷きましょう。
ゴミ袋を敷くことで水が広がるのを防ぐことができます。
カーテンはカビが生えないように、早めに外しておきましょう。
雨漏りの応急処置には吸水シートがおすすめ!
そもそも雨漏りの原因はなに?

雨漏りとは、家の隙間から雨が室内に入ってきてしまうことです。
通常は雨が入る隙間はありませんが、家の老朽化などが原因で雨漏りが起こってしまいます。
屋根から雨漏りする原因
雨漏りと言えば、屋根からの原因がよく考えられます。
◆棟板金・棟瓦が傷んでいる
この二つは屋根の頂上に使っている部材です。
年数の経過によって傷んでしまい、隙間ができる場合があります。
また、棟板金を固定している釘が、年月の経過で緩んでしまうことも雨漏りにつながるようです。
◆棟瓦が割れている(あるいは欠けている)
瓦は丈夫ですが、台風などの影響で割れてしまうこともあります。
瓦の下には防水シートがありますが、雨量が多いと防ぎきれず雨漏りとなってしまいます。
また、棟瓦を固定している漆喰が劣化した場合も瓦のズレにつながり、そこから雨が侵入する原因になります。
◆破風板がひび割れている
破風板は屋根の先端にある板材です。
木やボート材でできているので、年数の経過でひび割れてしまうことがあります。
するとその隙間から雨が入ってしまい、雨漏りとなります。
窓から雨漏りする原因
実は、窓から雨漏りすることもあるのです。
◆コーキングの劣化
コーキングとはゴム状の防水材のことです。
ゴムパッキンともいわれていますよね。
コーキングは年月の経過によって、ゴムが縮んで隙間ができてしまいます。
◆窓の周りがひび割れている
サッシは金属でできていますが、周りの外壁はセメントで作られていることが多いです。
違う材質同士だと、熱や水で伸び縮みする度合い(膨張率)が異なるため、ひずみができてしまいます。
そのため窓の周りがひび割れているお家は結構多いようです。
窓の開け閉めによる衝撃も、ひび割れの原因となります。
◆ベランダからの雨漏り
ベランダの床は傾斜がないので水が溜まりやすくなっています。
年数の経過で劣化し、床がひび割れてしまうこともあるようです。
すると、下の階の部屋で雨漏りする原因となります。
ベランダからの雨漏りについては、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
雨漏りじゃない場合も…
雨漏り以外に考えられる原因もあるのでお伝えしておきますね。
◆漏水
水道管や排水管がひび割れていることで、水漏れしている可能性もあります。
水道代が異常なほど高くなっていたり、使っていないのにメーターが回っていれば要注意です。
◆結露
水蒸気が部屋にこもり、外との温度差で水に変化し、室内を濡らしてしまうことがあります。
雨漏りしている場所が特定できない場合は、部屋をこまめに換気するなどの対策をしてみましょう。


雨漏りの二次災害

雨漏りすると部屋の中が水浸しになり、その部屋での生活が困難になりますよね。
次は雨漏りによって起こる影響について具体的にご説明していきます。
壁や天井に染みができる

見栄えが良くないのはもちろんですが、染みができていると建材なども傷んでいる可能性が高いです。
染みができてしまった場合は、業者に依頼し張り替えるしかありません。
カビが生える

雨漏りすると、湿気により天井などにカビが生える可能性があります。
カビは放っておくとどんどん広がってしまいますし、アレルギーなどの健康被害につながることも考えられます。
シロアリが発生

シロアリは湿気が大好きです。
雨漏りして湿気含んだ部屋をそのままにしてしまうと、奴らの餌食になってしまいます。
その他にもネズミやダニなど、湿気を好む憎いやつらが家に住み始めます。
もし見かけた場合は早めに駆除をしましょう。
火事になる危険性が高まる

雨が天井内に侵入した時に、漏電している場合があります。
すると漏電した場所から、火災の発生へとつながるのです。
雨漏りして漏電が不安な場合は、お近くの電力会社に相談しましょう。
家が傷む
天井の木材が腐ってしまったり、ネジが錆びてしまったりと雨によって家の建材が傷んでしまうことがあります。
放っておくと倒壊などの事故が起こる可能性もあるので、気になる場合は業者に一度相談しましょう。
家財道具が濡れる
雨で濡れて特に困るのが、すぐに買い替えるのが難しい、大きな家具や電化製品ですよね。
台風や豪雨などで家財道具が濡れた場合は、火災保険の水災補償が受けられる可能性があります。
火災保険で家財の補償はどこまで受けられるのでしょうか?
雨漏りの応急処置で二次災害を防ぐ方法まとめ
今回は雨漏りした時に、室内でできる対策についてお話しました。
- バケツで受け止める
- 窓周辺にタオルを置く
- 壁や天井に染みができる
- カビが生える
- シロアリが発生する
- 火事の危険がある
- 家が傷む
- 家財道具が濡れる

恐ろしいわ…

だから応急処置は早めにすることが大事だよ。
いざという時、正しい対策方法を知っておくと安心ですよね。
ですが、今回紹介したのは、あくまで応急処置です。
雨漏り修理は、屋根の場合、高い所に登ったり危険なことも多いですし、素人には難しい部分もあります。
雨漏り修理は専門の業者に依頼するのがおすすめです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。