天井からの雨漏りの応急処置! 解決するのに必要な5つのこと

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天井からの雨漏りを直したいけど…適切な応急処置の方法や原因が分からない。

修理をどこに依頼したらよいか、修理費用の目安も知りたい!とお悩みの方はいませんか?

この記事では、以下の5つのことをお伝えしていきます。

  • 天井からの雨漏りの応急処置の方法
  • 雨漏りの応急処置だけでは危険!二次災害について知ろう
  • 天井からの雨漏りの原因
  • 雨漏りの調査方法
  • 雨漏りの修理費用の相場

この記事を読むことで、天井からの雨漏りに対する応急処置がわかります。

雨漏りの原因と費用の目安、応急処置後の悩みも解決することができますよ。

ぜひ、最後まで読んでみて下さいね!

目次

天井から雨漏りしたらどうする?応急処置の仕方

では早速、天井から雨漏りした時の応急処置からみていきましょう。

天井からの雨漏りの応急処置

  • 室内の雨漏りをバケツなどで受け止める
  • 雨水を屋根裏でキャッチする
  • 屋根にブルーシートをかぶせる

あつし
まずはすぐにできることから!

室内の雨漏りをバケツなどで受け止める

まず、室内・天井からの雨漏りをバケツで受け止めましょう。

ごみ箱発泡スチロール紙おむつでも代用できます。

雨水が溜まってくるとはねるので、バケツの下にタオルや新聞紙を敷いておくと安心です!

はるこ

紙おむつが意外なところで役に立つのね!

赤ちゃんや高齢者がいる家庭で活用できそうだわ。

もしくは、吸水シートもおすすめです!

雨漏りを屋根裏でキャッチ!

屋根裏に入れる時は雨漏りしている場所を探して、バケツを置いておきましょう。

これで室内への雨水侵入を防ぎ、天井のシミ防止にもなります。

屋根にブルーシートをかぶせる

ブルーシートを広範囲に覆うことで場所が特定できない雨漏りを防ぐことができます。

ただし、風でブルシートが吹き飛ばされてしまうなどのリスクもあります。

用意しておくとよい道具はこちら。

用意しておくとよい道具

  • ブルーシート(なるべく4畳以上の大きさ)
  • 木の板材
  • 土のう袋

引用:Amazon

土のう袋に詰めるものは砂利真砂土、使っていない煉瓦ブロックも代用できます。

砂利真砂土は、ホームセンターで買うことができますよ。

では、効率の良いやり方を紹介しますね。

効率の良いやり方

  1. ブルーシートを広範囲にかぶせる
  2. シートの端に木の板を置く
  3. 風で飛ばないよう、土や砂利入りの土のう袋を四隅に置く

引用:みんなの雨漏り修理屋さん

注意

  • 屋根に上るのは危険を伴いますので、充分に注意しましょう
  • 雨の日や屋根が濡れている時は足場が悪く、滑りやすいので控えて下さい
  • 作業をする時は必ず2人以上で行ってください

こちらの記事では、自分で応急処置する「DIYの方法」も詳しくご紹介しています。

雨漏りの応急処置だけでは危険!二次被害について知ろう

応急処置をしたから、もう大丈夫。

いえ、安心するのはまだ早いですよ。

雨漏りは放っておくと、二次被害の危険があるんです!!

「雨漏りの本当の怖さは、二次災害にある」といっても過言ではありません。

例えば、このような被害があります。

雨漏りの二次被害

  • 天井や壁にシミやカビが出現
  • シロアリが発生し、建物が傷む
  • 建物の資産価値が下がる
  • 家の寿命が短くなる
  • 漏電や火災が起きる可能性がある

では、順番に見ていきましょう。

天井や壁にシミやカビが出現

建物に侵入した雨水が原因で、湿度の高い状態が続き、天井のつなぎ目や壁にカビが生えやすくなります。

シミやカビが生えると残念ながら…天井を張り替えるしかありません。

後でも詳しくお伝えしますが、天井の張り替え10万円以上かかることもあります

また、カビによって、シックハウス症候群」という健康被害を引き起こす可能性があるんです。

シックハウス症候群とは?
細菌やカビ、ダニ、接着剤などの化学物質が原因で起こる健康被害のこと

シックハウス症候群には、このような症状があります。

  • のどの痛みや乾燥
  • 喘息や結膜炎、湿疹
  • 目がチカチカする、涙目になるなど

赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、特に気をつけておきたいですね。

シロアリが発生し、建物が傷む

シロアリは湿気木材を好むので、雨漏りしている環境はシロアリにとって好条件です。

そのため繁殖しやすく、建物のダメージが急速に進んで、傾き倒壊の恐れが。

雨漏り修理の他にシロアリ駆除の費用が必要になり、さらに費用がかかってしまいます!

建物の資産価値が下がり、寿命が短くなる

天井のシミやカビ、シロアリによる侵食が進むと、資産価値の低下建物の寿命が短くなります。

ここまでくると雨漏りの修理にとどまらず、建物全体のリフォームが必要です。

建物全体のリフォームとなると、高額な費用がかかります!

あつし
僕が母の実家をリフォームした時も、数百万単位の費用がかかりました。

漏電や火災が起きる

雨漏りによる湿気が、漏電火災を引き起こすのをご存じですか

二次災害で一番恐いのが漏電です。

天井裏や壁の内側に雨が侵入して、漏電を察知すると停電します。

漏電を解決しないと、電化製品を使うこともできません。

もう一つ、漏電によっておこる火災です。

漏電によって電線から出た火花が、水分やほこりに引火して火災が起こります。

はるこ
深刻な症状が多くて、放っておくと今より悩みが増えそうね…

雨漏りが原因で、生活が脅かされるのは避けたいですよね。

あつし
「まだ大丈夫…」と雨漏りを見過ごさず、専門家に相談して対策しましょう!

天井から雨漏り!?原因はどこ?

天井からの雨漏りは、屋根の劣化や破損が関係しています。

どのような部分から雨漏りが起こるのか詳しく見ていきましょう。

棟板金(むねばんきん)の劣化

棟板金とは、屋根瓦などの構造の家で、屋根の三角形の頂点部分にあるものです。

この棟板金が、経年劣化などによって劣化することで隙間や穴が開き、そこから雨水が侵入してきます。

また、地震や台風などにより、屋根に力が加わることで起こることもあります。

屋根材の劣化・破損

屋根材には、さまざま種類の材質が使われています。

日本瓦以外の屋根材の耐用年数は、最長でも約20年程です。その、耐用年数に近づくと性能が低下します。

そのため、雨水を防げなくなったり、屋根材そのものが破損して、そこから侵入してきます。

瓦のズレや破損

日本瓦はメンテナンス次第で約100年持つと言われています。

しかし、衝撃によって破損したりズレてしまうことがあり、そこから雨水が侵入します。

また、瓦を支える下地部分が劣化して、瓦の固定がズレてしまうことも雨水の侵入の原因につながります。

天窓からの雨漏り

屋根に設置されている天窓は、屋根と天窓の隙間にシーリング材やパッキンを用いて雨の侵入をふせいでいます。

そのため、経年劣化や建物の歪みによって防水層が剥がれたり、劣化により、この部分から雨が侵入します。

実は、雨漏りは外壁からも起こるんです!詳しくはこちら。

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雨漏りの原因調査の種類は?

雨漏りの調査には色々な方法があります。

雨漏りがしているので修理すれば良いわけではなく、調査して雨漏りの原因を特定することが大事。

そして、雨漏りの原因特定はとても難しいので、業者にお任せするのがオススメです。

散水調査

散水調査は雨漏りを止めるために大事な調査になります。

雨漏りの侵入場所を特定するために散水をして、発見することができます。

この調査には水道水が必要なので、調査するにあたって在宅しなければいけないというデメリットもあります。

雨の日には場所を特定できないので、散水調査は晴れた日に行います。

ポイント
この散水調査は誰でもできるのではなく「マイスター制度」というものがあり、研修や試験に合格した人が調査を行います。

簡単にできそうで、そうでもないのが散水調査なのです。

目視調査

業者の人の目で直接見てたしかめる方法になり、プロの目で見て大体の原因を特定するために行います。

建物や屋根の状態を把握して雨水の侵入口を予測します。

瓦が欠けていたり、屋根が割れていたり、板金が浮いていたり、カビの発生を確認したりと色々な原因を目視にて調査します。

発光調査

雨漏りの場所がおおよそ特定できたら、その侵入口から発光液の入った液体を流してみます。

その液体の通り道を特殊な機器で確認し確定します。

この液体は建物への負担がなく変色なども起こらないため安心できます。

レインボービューシステム
雨漏りの場所を特定するために7色に発光する液をつかった新技術の調査になります。

レインボービューシステムのおかげで、細かい箇所まで特定することが可能になりました。

しかも、どんな建物にも対応し、雨漏りの通路を即座に特定するので時短にもなります。

引用:YouTube

サーモグラフィー調査

温度検知器(赤外線サーモグラフィー)を使用します。

温度の低いところが、雨漏りしている箇所となります。

引用:リフォーム産業新聞

雨漏りの修理費用の相場は?

原因は分かったけれど、修理費用はどのくらいか?が気になると思います。

雨漏りの修理費用の相場は、こちらをご覧下さい。

施工内容費用工期
応急処置のみ1万円以内半日~1日
雨漏りの修理(屋外)5~30万円

※屋根に足場をつける場合は費用が高くなります。

3日~2週間

足場を組むのに約1日かかります。

雨漏りの修理(屋内)5~15万円

※天井の張り替えや窓サッシの交換など。

3日~2週間
漆喰(しっくい)の修理2~5万円1日~1週間
棟板金の修理3~10万円半日~1日
雨どいの掃除1~3万円1日程度
雨どいの修理3千~60万円

※雨どいの長さにもよります。

1~3日
屋根材の差し替え(1枚から)5千~5万円半日~1週間

※これはあくまで目安なので、詳しくは業者に確認しましょう。

雨漏り修理で火災保険が適用される場合があることをご存知ですか?

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雨漏りの応急処置!と天井の雨漏りを解決するのに必要なこと5つまとめ

今回のまとめはこのようになります。

初めに、天井から雨漏りした時の応急処置について紹介しました。

天井からの雨漏りの応急処置

  • 雨漏りをバケツなどで受け止める。
  • 雨水を屋根裏でキャッチ!
  • 屋根にブルーシートをかぶせる。

そのあとは、雨漏りの二次災害についてお話しましたね。

雨漏りの二次被害

  • 天井や壁にシミやカビが出現
  • シロアリが発生し、建物が傷む
  • 建物の資産価値が下がる
  • 家の寿命が短くなる
  • 漏電や火災が起きる可能性がある

天井からの雨漏りの原因は、屋根の劣化や破損が関係しています。

天井からの雨漏りの原因4つ

  • 棟板金(むねばんきん)の劣化
  • 屋根材の劣化・破損
  • 瓦のズレや破損
  • 天窓からの雨漏り

雨漏りの調査は、業者にお任せするのがおすすめです。

雨漏りの調査方法

  • 散水調査
  • 目視調査
  • 発光調査
  • サーモグラフィー調査

雨漏りの修理費用をまとめました。

施工内容費用工期
応急処置のみ1万円以内半日~1日
雨漏りの修理(屋外)5~30万円

※屋根に足場をつける場合は費用が高くなります。

3日~2週間

足場を組むのに約1日かかります。

雨漏りの修理(屋内)5~15万円

※天井の張り替えや窓サッシの交換など。

3日~2週間
漆喰(しっくい)の修理2~5万円1日~1週間
棟板金の修理3~10万円半日~1日
雨どいの掃除1~3万円1日程度
雨どいの修理3千~60万円

※雨どいの長さにもよります。

1~3日
屋根材の差し替え(1枚から)5千~5万円半日~1週間

この記事を読んで、雨漏りの応急処置から、業者の依頼までのイメージが伝わったら嬉しいです。

あつし

業者に依頼する場合は、雨漏り110番がおすすめです。
理由は、24時間365日修理受付を対応してくれる業者だから。
雨漏りは、急に起こるもの。
ひどくなる前に、雨漏りの原因を知っておくことが大切だよ!

雨漏り110番についての評判は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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