断熱リフォームするなら断熱材は何にする?補助金ってあるの?

 

家の「断熱化」は快適な生活を送る上で非常に有効なものです。

 

夏の平均気温は年々上がっていると言われていますし、一気に雪が降って1日中身動きが取れなくなるような地域のニュースも目にします。

 

外の気温に影響は受けるものの、断熱化した家としていない家では、家の中の温度差は大きく違います。

 

しかも、家の中の空気も外に逃がさないため、光熱費削減となり、エコにつながるのです。

 

とは言え、家全体を「断熱化」するためには大きく費用がかかってきます。

 

そんな時に、家計を助けてくれるのが「補助金」です。

 

今回は、断熱材の種類と断熱リフォームをした場合に使える補助金について説明していきたいと思います。

 

断熱リノベ(高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業)とは

 

高性能建材(ガラス・窓・断熱材)を用いた断熱改修を支援する事業です。

 

30年度分の申請は終わってしまっていますが、31年度も継続する見込みです。

 

補助金を受ける条件

補助金を受けるには、条件があります。

 

毎年継続している制度であるものの、30年度になり新たに対象として追加された工事もあるので、申請する前には確認が必要となります。

 

簡単にまとめると、このようになります。

・補助対象製品(高性能建材、家庭用蓄電池、家庭用蓄熱設備)を用い、事業要件の詳細に従った既存住宅の断熱改修を行う。

 

・補助事業に係る建物本体(各部位の解体、仮設足場等を含む)の工事は、補助事業の交付決定通知書に記載する交付決定通知日以降に契約・工事着工する

 

はるこ
こういうのって、本当分かりにくいわよね・・・。

 

あつし
うんうん、それは僕も思う。

制度の内容って言葉も普段使わないものだし、どうしたらいいかさっぱり分からなくなるよね・・・。

 

あつし
簡単に言うと

対象となる工事は

 

  1. ガラス・窓・断熱材を高性能建材への変更
  2. 家庭用蓄電池(電気を貯めておく機械)の設置
  3. 家庭用蓄熱設備(エコキュートのような自然冷媒を用いた電気ヒートポンプ式給湯機)の設置 など。

 

それも工事それぞれに基準があるから、事前申請をして、交付決定の通知があってから工事をすること。

 

そういうことかな・・・。あ、すっごく簡単にまとめたから、しっかり確認は必要だよ!!!

 

申請の流れ

あつし
申請は個人でやるものじゃないけど、流れとしてはこんな感じになるよ!

 

引用:セントラル硝子

 

はるこ
リフォーム業者に申請してもらうってことよね?

 

あつし
そうだね。

ここで注意!断熱リノベを申請するためには、断熱リノベ事業者としての登録が必要なんだ。

 

はるこ
登録?ってことは、どこのリフォーム会社でも扱ってる訳じゃないってこと?

 

あつし
補助金を利用したいなら、断熱リノベ事業者に登録されてある業者に頼む必要があるんだ。

 

補助金額

実際、工事をした時の補助金はいくらくらいになるのでしょうか。

 

引用:Sii環境共創イニシアチブ

 

はるこ
工事費用も家の大きさや規模によって全く変わってくるから分からないけど、補助金の制度があるのは助かるわね!

 

あつし
そうだね。

高性能建材にした場合は上限が120万円だから、戻ってくるとありがたいよね。

 

断熱化とは

 

そもそそ、断熱化とは何なのでしょうか?

 

断熱性能が十分ではない家では冬が寒く、夏は暑くなります。

 

それは、外の空気の温度が壁や窓を通して家の中に伝わってくるからです。

 

断熱性能をあげるために、外壁と内壁の間に断熱材を入れたり、断熱性の高い窓を付けることを断熱化と言います。

 

断熱化を考える時は、同時に「気密化」も考えることになります。

 

気密化とは
建築部材や、防湿シート、断熱材、気密テープなどを使ってできるだけ隙間をつくらないこと。

 

高断熱・高気密な家にすることで、熱の出入りが少なくなり、快適な家になります。

 

メリット

エアコンで快適になった室温をそのまま保てるので光熱費の削減につながります。

 

また、家全体が暖められるので、冬場のヒートショックの対策につながります。

 

同時に遮音性を高められるので、外の騒音対策、また屋内の会話も外に漏れにくくなります。

 

はるこ
光熱費が安くなるのは、ありがたいわね!

 

デメリット

当然ですが、断熱化するのに費用がかかります。

 

そして、熱の出入りがないので、湿気がこもりやすくなります。

 

しっかり換気をしないと、カビやダニの発生につながってしまいます。

 

断熱材の種類

 

壁に入れる断熱材には様々な種類があります。

 

大きく分けると「繊維系断熱材」「発泡プラスチック系断熱材」「天然素材系断熱材」の3種類です。

 

繊維系断熱材とは

ガラスを繊維状にしたもので、繊維の隙間に空気を閉じ込めた断熱材です。

ただ材料の中に水蒸気が入りやすく性能が落ちる可能性があるので、防湿材を施工する必要があります。

 

繊維系断熱材には、無機質系断熱材、木質繊維系断熱材の2種類があり、それぞれの代表的な断熱材は以下のようなものとなります。

 

無機質系断熱材

グラスウール

引用:Amazon

 

一番一般的に使われていて低価格の断熱材です。

シロアリなどの害虫の被害や火災に強く、また防音効果もあります。

 

ロックウール

引用:Amazon

 

耐熱性に優れた鉱石や、製鉄プロセスの副産物である高炉スラグを高熱で溶かし、均質で細かい繊維状にした後、マット状に成形加工したものです。

 

耐火性にも優れていることから、アスベストの代替材として使われるようになりました。

 

収音性能に優れているので空港などでも利用されています。

 

木質繊維系断熱材

セルロースファイバー

引用:株式会社デコス

 

古い新聞紙を再利用した繊維でできていて、湿気を吸ってくれるので、結露対策に活用できる断熱材です。リサイクルで作られていることから、環境にも優しい断熱材です。

防火性能も高くや害虫予防にも効果的です。

 

インシュレーションボード

引用:日本繊維板工業会

 

木材などの植物繊維でできているため、環境に優しい断熱材です。

 

断熱性と吸音性に優れているのが特徴で、軽くて現場でも加工がしやすいため、様々な部分に用いられます。

 

発泡プラスチック系断熱材

プラスチックを発泡させ、細かい気泡の中に空気を閉じ込めた断熱材です。

高性能な製品の中には、断熱性の高いガスを閉じ込めたものもあります。

 

発泡プラスチック系断熱材には、押出発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン、ウレタンフォーム、フェノールフォームといったものがあります。

 

押出発泡ポリスチレン

引用:街の屋根やさん

 

ポリスチレンを連続して発泡させる製造方法で作られています。

 

水や湿気に強いのが特徴で、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを含んでいないため安全な断熱材です。

 

ビーズ法ポリスチレン

引用:iPROS製造業

 

ドイツで生まれた断熱材で、粒状のポリスチレンを金型にいれて発泡させる製造方法で作られています。

 

水に強いこと、軽いこと、耐久性もあること、また施工しやすく比較的安いため利用範囲が広い断熱材です。

 

ウレタンフォーム

引用:RESTA DIY SHOP

 

一般的にソファーや椅子のクッション材に使われているものです。

 

フロンガスなどの発泡剤を加えて作った充填式の断熱材で、高い断熱性能と省エネ効果が期待できます。

 

透湿性や耐久性に優れていますが、価格は比較的高い断熱材です。

 

フェノールフォーム

引用:発泡プラスチック断熱材連絡会

 

フェノール樹脂に発泡剤、硬化剤などを加えてボード状に形成した断熱材です。

 

130℃までの使用に耐える耐熱性があり、また耐火性にも優れています。

 

炎をあてても有毒ガスがほとんど出ないため、不燃・準不燃材料の認定を受けている高性能なものです。

 

天然素材系断熱材

無添加で自然素材を利用している断熱材です。

他のものと比べて、結露しづらいと言われており、環境に優しいですが高価になります。

 

天然素材系断熱材の中で一番有名なものは羊毛です。

 

羊毛

引用:素材工房

 

羊毛を使用し、羊毛の衣服をリサイクルしたものが製品化されています。

 

湿気を吸ったり吐いたりしながら、周囲の湿度をコントロールしてくれるので、結露対策には最適です。

 

天然素材系断熱材には、羊毛以外に炭化コルクで作られた断熱材もあります。

 

はるこ
どれも聞いたことないようなものばかりね・・・

 

断熱リフォームの注意点

 

いくらいい断熱材を選んだとしても、リフォーム工事の仕方によっては、効果が発揮できない場合もあります。

 

こちらの画像をご覧ください。

引用:ナチュラルアスカ的社長ブログ

 

これだと上の方に開いている場所がありますよね。

 

こんな風に隙間があったら断熱化はできていません。

 

はるこ
せっかく断熱のリフォームしてるのに、それじゃ困るわ!

 

そうならないためには、どうすればよいのでしょうか?

 

リフォーム会社とよく話し合うことは、もちろん大事です。

 

だけど、もっと大事なのは・・・

 

工事の途中の状況をしっかりチェックしに行くってことです!

 

壁は、でき上がってしまえば中身が見えません。

 

だからこそ、しっかり自分の目で確認しないといけないのです。

 

 

 

耐震リフォームの断熱材と補助金まとめ

 

断熱リノベという言葉自体、一般の人には馴染みがなく、誰がどのように利用するものか、まったく分からないものだと思います。

 

こういった補助金制度は、個人では調べても分からないし、なかなか理解できるものではありません。

 

でも「補助金がある」ということを知っているだけでも違うのではないでしょうか?

 

補助金という制度があることを知っていれば、工務店と相談しながら、補助金の対象になるように工事をプラスしたり、工期をずらしたりすることが可能になります。

 

自分の家に必要なリフォームを検討し、その上で賢く補助金を利用すれば、当初予定していた以上に安く快適な家にすることができます。

 

施工途中の家を不意打ちで見に行っても全く問題がない工事をしてくれる業者を、そして補助金制度の知識も持っている業者を見つけて賢くリフォームしたいですね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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