そうだ!!外壁の塗装をきれいにしよう!!
よし!リフォームしよう!
そう思ってリフォームしたのに、トラブルに巻き込まれることってありますよね。
はっきり言ってリフォームにトラブルは付き物です。
一体、なぜでしょう?
まず自分の思ったことを業者に伝えられていない、ということが挙げられます。
お店にある商品を買うわけではないので、イメージを伝えて、それに合うように業者に施工してもらわないといけません。
一生懸命、思いを伝えてリフォームして「なんかイメージと違うな・・・」そんなことも多いと思います。
でも、リフォームでのトラブルはこれだけではありません。
今回は、外壁リフォームや外壁塗装のトラブルや失敗例を出して、そうならないための方法をお教えしたいと思います。
できるだけトラブルや失敗を未然に防ぐためにも、ぜひ読んでみて下さいね!
■目次
外壁塗装のトラブル・失敗事例

トラブルや失敗事例っていう言葉を聞くだけで、嫌な気持ちになりますよね。
誰もトラブルには合いたくないし、失敗したくない。
だからこそ、実際リフォームした人がどんなトラブルに合ったのかを知っておくことが大事です。
他の人のリフォームを参考にして、もし自分だったら……と考えておけば、大きなトラブルは防げます!
では、どのようなトラブルや失敗事例があるのかを見ていきましょう。
事例1 予想以上に高額に・・・
外壁塗装と内装のやりかえを計画していたのですが、いざ工事が始まってみると、日当たりのいい南西の壁面にはヒビ割れが発生していて、すきまを埋めてあるシーリング材も劣化して細かいヒビ割れが起きていることが分かりました。
外壁面の劣化がかなり進んでいて内部に水が浸入、一部構造部分も腐食していて、外壁塗装の費用の他に、補修費用として大工工事、左官工事などが必要になったり、終わって見ると当初の予算よりはるかにオーバー、予定外の追加費用が発生するトラブルに見舞われてしまいまいた。
(投稿:エミリさん)
引用:リフォームジャーナル
外壁の内部となると、どの程度傷んでいるかは見えません。
外壁の塗り替えのタイミングは10年程度と言われています。
10年以上経った外壁のリフォームをする場合は内部が傷んでいる可能性も考えておきましょう。
内部が劣化していると、外壁材・屋根材の張替えや下地材の補修などの追加工事が発生します。
外壁のリフォーム費用は70~90万円といわれていますが、それに追加で数十万かかってしまうことも!
また、内部の傷みが見つかった場合でも、しっかり施工をしてくれる業者であることを確認しておきましょう。
しっかり考えておかなきゃ!
見積もりの段階で、しっかりと現場に立ち会い、追加工事になる可能性はあるのか、その場合にどれくらい費用が上乗せになるかを先に聞いておくのもお勧めです。
事例2 悪徳業者につかまった
15年程前、鉄筋コンクリート2階建ての自宅の外壁を、塗り直した時のこと。当時、築18年の自宅は、クリーム色の外壁に少しづつ、すすけたような汚れが目立って来ていました。
そこで思いきって業者に、塗り直しを依頼したのです。色は同じクリーム色。100万円近くかかったので、一大決心の末のことでした。塗り直しはうまく行き、満足した仕上がりでした。ところが、半年もしないうちに、色がくすんできて、ずいぶんと汚い感じになってきてしまいました。私はがっかりして、こんなことなら塗り直しなどしなければよかったな、と思うようになりました。
結局、数年後、別の業者に塗り直してもらうことになりました。やはり100万くらいかかったと記憶しています。さすがに、もう失敗することはなく、あれから何年もたちますが、外壁に目立った汚れはありません。やはり、依頼する前に業者の選定について、しっかり吟味することは大切だと思います。また、施工方法について調べたり、経験者に話を聞いてみることも、しておいた方がよいのではないでしょうか。
2度もしてしまった、塗り直し。授業料が高くついてしまったなあ、と、つくづく思い返されます。
(投稿:ともPINさん)
引用:リフォームジャーナル
外壁のリフォーム業者の中には、アポなしで自宅を訪問してきてリフォームを勧めてくる場合があります。
「あの場所が傷んでいる」「すぐリフォームした方がいい」といって工事をすぐに勧めてきたり、「今なら半額(〇%引き)ですよ!」と割引をアピールしてきたり……
そんな業者の場合は、その場で話をせずに、一度家族と話し合うなど、時間を置きましょう。
悪徳業者かどうか見極めるためには、やはりその会社の評判を調べるのが一番です。
インターネットの口コミを調べたり、知り合いがリフォームした同じ業者に頼むなど、時間をかけてゆっくり選びましょう。
事例3 色が思っていたものと違う
建売の家にすんでいたので、一からの家づくりにワクワクしていました。外壁の色になり、いろんな情報を入れすぎたため、混乱してしまい、出来上がった家を見たとき、あまりの派手さに絶望しました。お話しをして、再度塗り変えていただくことになりましたので、その分料金はかかりました。カタログでみるより、実際に少し塗ってもらってから全体を塗ったほうが安心できると思います。
(投稿:やなちゃんさん)
引用:リフォームジャーナル
外壁塗装のリフォームを検討する時に見るのが「色見本」。
でも注意しないといけないことは、「色見本」と実際の色が違うということです。
見本はA4サイズと小さいので、目の錯覚で濃く見えてしまうのです。
また太陽の光に当たると、部屋の中で見る色とは違った印象になります。
ベニヤ板へ試し塗りをしてもらったものを、太陽光の下へ持っていき色味を確認するのも良い方法ですので、業者にしっかり相談しましょう。
カラーシミュレーションができるサイトは、こちらの記事でご紹介しています。
外壁リフォームには、他にもこんなトラブルが……

実は、外壁リフォームには、こんなトラブルもあるんです!
近隣とのトラブル
外壁のリフォームとなると、足場を組んだり、トラックの出入りがあったり、音がうるさくなってしまったり……近隣の方にも迷惑がかかる場合があります。
ご近所さんには工事の程度に応じて、先に挨拶をしておきましょう。
また、業者が挨拶を代行してくれるところもあります。
アフターフォローがなかった
業者によっては1年点検をしてくれるところがあります。
業者が自ら点検をするということは、それだけきちんとした工事をやってくれる、ということです。
やっぱりプロの目で見てもらえると安心できますし、施工した業者であれば、工事内容を分かってくれているので、その点でも安心です。
できればアフターフォローをしてくれる業者を選びましょう。
外壁リフォームでトラブルになってしまったら?

業者と話し合う
これで解決すると一番早いのですが、この方法はあまりお勧めしません。
言った言わないという話し合いになることも多く、話が先に進まず、結局根負けしてしまうことも多いからです。
専門機関に相談する
専門機関に電話で相談したり、弁護士・建築士に相談するという方法です。
各都道府県の『住宅相談所』や『消費生活センター』、『公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター』が相談に乗ってくれます。
リフォーム瑕疵保険を利用する
「住宅瑕疵担保責任保険法人」に登録されているリフォーム会社に施工を依頼していた場合のみとなりますが、リフォーム後に欠陥が見つかった場合には、補修費を補償してくれます。
瑕疵(かし)とは・・・リフォームの契約時に、契約通りの性能や品質を確保できていない状態のこと。
保険に入っていれば、契約通りになっているかの検査を行ってもらえますし、業者が倒産してしまった時の保証があります。
外壁リフォーム・塗装のトラブル・失敗事例まとめ
今回はトラブルについて説明してきましたが、予想以上に良いリフォームとなることも少なくありません。
こちらの意向をしっかり聞き、それをより具体的に説明してくれて、施工もしっかりしてくれる業者に頼む。
それができれば、外壁がきれいになった家で気持ちよく暮らしていくことができるでしょう。
そのためには、やはり大事なのは下調べです。
リフォーム内容、業者の選定、ひとつひとつに時間をかけ、後悔しないリフォームを目指しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の記事では、業者の選び方についてお伝えします。
外壁リフォームで失敗しないためにも、ぜひ目を通して置きましょう!