外壁リフォームを考えるときに、外壁材を何にするか迷いますよね。
外壁材はサイディング材が主流な中、「ガルバリウムってどうなの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ガルバリウムは正式には「ガルバリウム鋼板」と言います。
ガルバリウムは、今、人気があり、注目されている外壁材のひとつです。
この記事では外壁材のガルバリウム鋼板を使ってリフォームをするメリットを中心に、工法や費用相場などについてご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください!
■目次
ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムや亜鉛、シリコンによって形成された金属製の素材です。
軽量でありながら耐久性も高く、色も形も豊富なため、多くの外壁で利用されています。


ガルバリウム鋼板で外壁リフォームをするメリット

ガルバリウム鋼板で外壁リフォームをするメリットは、以下の点です。
- ガルバリウム鋼板は軽い
- ガルバリウムを使った建物の外観がおしゃれ
- メンテナンスのタイミング周期が長い
1.ガルバリウム鋼板は軽い
ガルバリウム鋼板の特徴の一つとして「軽さ」が挙げられます。
外壁材の中でも特に軽量で、家に対して余分な負担がかかりにくいとされています。
ですので、既設の外壁がモルタルやALCの場合は、ガルバリウムにリフォームすることをおすすめしている会社もあるようです。
2.ガルバリウムを使った建物の外観がおしゃれ
2つ目のメリットは、ガルバリウムを使った建物の外観がおしゃれということです。
ガルバリウム鋼板は、金属の質感をそのまま活かしたもの、シンプルな無地・シンプル木目調・タイル調のものなど。
様々なガルバリウム鋼版が、各メーカーで販売されています。
特にモダンテイストな、都会的な雰囲気にしたい人には人気の外壁材です。


3.メンテナンスのタイミング周期が長い
3つめのメリットは、長期視点で考慮すると経済的だということです。
外壁の塗り替えは、一般的には約10~15年ごとに行なうことが推奨されています。
その点ガルバリウムは長期寿命が大きなメリットになります。
ベツレヘムスチール社が行ったガルバリウム鋼板の耐用年数調査では米国14都市で、25年以上経過しても使用に耐えうる材料だと調査報告しています。
高額な費用が必要な大掛かりなメンテナンスのタイミング周期が長いので、長期視点で考えると「お得」と言えます。


サビが発生する場合があるから2~3ヵ月に1回は外壁を水洗いしたいところだね。


外壁をガルバリウム鋼板にリフォームするポイント

では、外壁をガルバリウム鋼板にリフォームするポイントととして、工法と費用相場についてお伝えします。
1.工法
外壁をガルバリウム鋼板に変える場合、2つの工法があります。
- カバー工法
- 張替え工法
カバー工法は既存の外壁の上からガルバリウム鋼板を張り付ける方法で、張替え工法は既存の外壁を撤去してガルバリウム鋼板を張りつける方法です。


でも既存外壁の撤去作業があるから、カバー工法より20万円ほど高額になるよ。
2.費用相場
一般的な30坪程度の住宅における工事の総額 は以下のようになります。
- カバー工法… 約190〜255万円
- 張替え工法… 約210〜270万円

ところで、あなたの家はきちんと断熱材が張ってありますか?
ガルバリウムは残念ながら断熱機能は備わっていません。
外壁材のガルバリウムを使ってリフォームをするメリットまとめ
この記事では外壁材のガルバリウム鋼板を使ってリフォームをするメリットを中心に、工法や費用相場などについてご紹介しました。
今回の内容をまとめると、このようなことが挙げられます。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムや亜鉛、シリコンによって形成された金属製の素材。
ガルバリウム鋼板で外壁リフォームをするメリットは、このようなことがあります。
- ガルバリウム鋼板は軽い
- ガルバリウムを使った建物の外観がおしゃれ
- メンテナンスのタイミング周期が長い
そして外壁をガルバリウム鋼板にリフォームするポイントととして、工法と費用相場をお伝えしました。
優れた外壁材ですので、もし外壁材で悩んでいる場合はガルバリウム鋼板を候補の一つに加えてご検討ください!

詳しくは、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。