家を建ててから年数が経ってきて経年劣化が進んでくると、心配になるのが雨漏りの被害。
大雨が降ったときなんかは大丈夫かどうか心配になりますよね。
雨漏りしていると家の中がじめじめしてきたり、虫が出てきやすくなります。
そうなったら雨漏りの対策が必要になるでしょう。
すぐに業者に相談できればいいのですが、生活などの関係で難しいこともあるかと思います。
その場合、自分で道具を用意して応急処置をすることで雨漏りの被害を遅らせることができます。
そんな時におすすめなのが、今回ご紹介する補修スプレーです!
この記事を読めば、このようなことがわかります。
- 補修スプレーの役割
- 補修スプレーの選び方と注意点
- おすすめの補修スプレー
ぜひ、最後まで読んでみて下さいね。
■目次
雨漏り補修スプレーとは?

補修スプレーは、補修したいところにスプレーを吹きかけるだけで対策ができるものになります。
他に道具なども必要ないので、一本家に置いておくと、万が一急に雨漏りしたときに安心できるでしょう。
今回は、この補修スプレーにスポットを当ててご紹介します。
雨漏り補修スプレーの役割
補修スプレーは、いわゆる防水スプレーです。
雨漏り箇所をコーティングし、補修する役割を果たすことができます。
なので、女性やお子さんでも簡単に扱うことができるおすすめの補修材になります。
防水は、当然ながらカビの防止にもなります。
雨漏り補修スプレー選び方
補修(防水スプレー)にも、いろいろな種類があります。
今回は、雨漏りの補修に使うので、雨漏り用もしくは住宅用、多用途と書いてあるものを選びましょう。
また、使用できる場所なども確認し、雨漏りしている箇所に適したものを選んでください。
雨漏り補修スプレーの注意点
補修スプレーを使う前は、汚れなどをしっかり拭き取ると効果的です。
また、1度だけではなく、まんべんなく2~3度重ねて使うと強度が増します。
吹きかけるだけで手軽ですが、塗膜が薄いため、あくまでも応急処置程度だと思っておきましょう。
補修スプレーには、使用後に上から塗装できるものとできないものがあります。
おすすめの雨漏り補修スプレー

では、おすすめの補修スプレーをご紹介します!
【住宅用 防水スプレー】メーカー:ニッペホームプロダクツ

●素材に浸透し、耐候性に優れた防水層を形成します。
●かび・コケ・汚れを防ぎ、建物の美観を長期間保ちます。
●無色透明なので素材の持ち味を損ないません。
●塗料の下塗りとしてもご使用いただけます。【用途】
●コンクリート・モルタル・ブロックなど建物外壁の防水・防汚・防かび・防苔・微亀裂の防水。
●物干台・雨戸・板壁など木製品の防水・防汚・防腐・防かび。
●浴室内壁・タイル目地の防水・防かび。
●レンガ・タイルなどの目地の白華(エフロ)防止。
【強力 防水一番 浸透性防水スプレー】メーカー:日本特殊塗料

- 成分:合成樹脂(シリコーン)、有機溶剤、防カビ剤
- 塗り面積:2~4㎡(1回塗り)
- 用途:コンクリート、屋内木用(床を除く)、屋外木用
- 用途:家屋の土台・雨戸・戸袋・板壁・物干台・木製スノコなど、木部の防水と防腐/コンクリート・モルタル壁などの微亀裂による簡易防水/厚手の繊維のテント・幌・雨傘・布バケツなどの防水・防カビ加工/車庫・倉庫などコンクリート壁・防塵・防カビ加工
- 注意:屋外のコンクリート・木部には必ず2回塗りをして下さい
- 注意:池の内部へのご使用は避けて下さい
- 注意:屋上等の、水溜まりができやすい所へのご使用は避けて下さい
- 注意:コンクリート塗料や木部用塗料等の旧塗膜は、サンドペーパー等で完全に取り除いて下さい
- 注意:防水一番を塗装した上には、塗膜を作る塗料の塗装はできません
引用:楽天市場
【PROT(プロト)】 メーカー:オフィス翔

アメリカで開発された一液性、常温自然乾燥式液体ゴム状コーティング剤です。
従来のペイントと同等の使用方法で、簡単に弾力性のある強靭なゴム状被膜を形成させることができ、金属・木材・石材・ガラス・プラスチック・繊維・紙など被膜対象物も広範囲で、アメリカ航空宇宙局(NASA)やディズニーランド、志摩スペイン村やシルクドソレイユなどでも
使用されているほど、信頼性には高い評価を得ています。
過酷な気象条件でも、抜群の耐久性を発揮します。
各種工業用から個人用・ホビーに至るまでご利用範囲や用途は、みなさまのアイデア次第です。例えば
- 工業用絶縁に使用可
- ブローチ盤の裏にプロトを塗り、洋服との摩擦の軽減やズレ防止
- 軍手の滑り止め
- パンプスの滑り止め
- 玄関マットのズレ防止
- コンクリートなど、危険な箇所→多少のクッション効果がでます。
引用:華ちゃん
他にも、応急処置に利用できるいろいろな補修材があります。
気になる方は、こちらの記事も読んでみて下さい!
雨漏りを見つけたら要注意!

家の中で壁紙や天井にシミができていたりカビが出てきていたら、家のどこかで雨漏りが発生している可能性が高いです!
でも、どんな状態になっているかどうかは素人では判断が難しいですよね。
まずは、「雨漏りって?」という疑問や雨漏りを放置するとどんな被害が出てくるのかをお話しします。
雨漏りとは?
雨漏りは壁のタイルや屋根の瓦、柱の劣化などで発生します。
他にも施工時に業者がきちんとできず、本来なら起こらないところに雨漏りができてしまうこともあります。
そのままにしておくと、壁紙のクロスが剥がれてしまったり部屋の湿度が上がってじめじめしたり部屋干ししている洗濯物が乾きにくくなることもあります。
それだけでも嫌ですが、雨漏り被害が進行していくと虫の被害も出てきてしまいます。
シロアリが家の内部の柱を餌に住みついてしまったり、好きは人はきっと居ない、真っ黒なあいつも現れたりします…!
放置すると雨漏り被害が拡大
雨漏りは放置すると家を支える大事な柱が痛んでいったり、それを好んで食べるシロアリの被害が発生したりと、いいことはありません。
そのままにしていると虫の被害はもちろん、劣化して家の穴が開くとそこからネズミなどの害獣まで侵入してきてしまいます。
害虫や害獣の被害もとても嫌ですが、天井から落ちてきた雨漏りの水が家具や床にに付着するとせっかくの大切な家具が痛んだり、シミなどを作ってしまうこともあります。
万が一、雨漏りしているところからしずくが落ちているなら、家具などはその場から移動させます。
バケツや桶など、水をためていられるものを用意して家具や床が痛むのを回避しましょう。
雨漏りが原因で、健康被害!?気になる方はこちら。
雨漏りの補修はあくまで応急処置

雨漏りの補修材を使って自分で雨漏りしているところを修理方法は、あくまで応急処置になります。
自分で修理してみても効果が思うように出ない場合は、雨漏りが進行していて応急処置では間に合わない状況になっている可能性があります。
そうなった場合は、雨漏りの修理業者に見てもらい、原因をはっきりさせて修理する必要があります。
業者にもたくさんの業者があるため、どんなところがきちんと対応してくれるのか分からないかと思います。
雨漏りの修理業者の選ぶポイントを軽くご紹介します。
きちんと見てくれる雨漏りの修理業者を
雨漏りの修理業者の中には、きちんと屋根に登って確認をしないで見積もりや修理の話をするところがあります。
そういった業者は作業も突貫工事になる可能性が高く、後々にまた費用がかさんでしまうこともあります。
他にも見積もりだけなのに金額が発生する、工事の内容をきちんと書面に記していないなどの言動が見られる業者も信用しないほうが安全です。
ちゃんと現地調査を行い、見積もりと見積もりの書面にきちんと作業内容を記して、提示してくれる業者ももちろんたくさんいらっしゃいます。
雨漏り補修スプレーってどんなもの?まとめ
今回のまとめは、このようになります。
- 補修スプレーとは:防水スプレーのことで、補修したい箇所に吹きかけるだけで対策ができるもの
- 役割:雨漏り箇所のコーティング、カビの防止
- 選び方:雨漏り用、住宅用、多用途と書いてあるものを選ぶ
- 注意点:使用前に汚れをふき取る、2~3度重ねて使う、あくまでも応急処置程度として考えておく、使用後に上から塗装できるものとできないものがある
- おすすめの補修スプレー:ニッペ住宅用防水スプレー、強力防水一番、PROT(プロト)
雨漏りの補修スプレーは女性でも簡単に扱うことができるので、雨漏りを見つけた際はぜひ試してみてください。
雨漏りの状態によっては、スプレーで補いきれない場合もあります。
判断に悩んだり確認が難しいと感じたら、無理に自分で修理しようとせず、雨漏りの修理業者に確認をお願いするようにしましょう。
雨漏りは、早めに修理して大切なお家を守れるようにしたいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。