お家のイメージをガラッと変えることのできる外壁リフォーム。
リフォーム後の我が家を想像するだけで、ワクワクしますね!!
『タイル』は、おしゃれで高級感をかもしだし、また高い耐久性が大きな魅力です。
しかしそこで、一番気になるのはやはり…。
費用のことではないでしょうか?
リフォームしたいけど、費用が気になる!
そんな読者様に、今回は以下のことをご紹介します。
- タイルのリフォーム費用は割高?
- タイルのメンテナンス費用は割安?
- タイルの耐久性は、職人さんの腕次第?
「タイルのリフォームの見積もりを依頼したら、膨大な金額を提示された……」
「悪徳業者に騙されてるんじゃないか……」
読者様が、このような不安を解決して気持ちよくリフォームに踏み切れるよう、お力になれたら幸いです!!
■目次
タイルのリフォーム費用は割高?

タイルへのリフォーム費用は、他の外壁材リフォームに比べ割高です!!
一般的な外壁をタイルに張替える費用は、約13,000~36,000円/㎡
内訳は、このようになります。
- 下地処理:約5,000円~6,000円/㎡程度
- 外壁タイル張替:約8,000~30,000円/㎡程度
※タイルの種類や、施工方法によって費用は違ってきます。後でご説明しますね。
金額はわかったけど、これって割高なの?!とピンときませんね。
では参考までに、一般的な価格帯を見てみましょう。
■代表的な外壁材の価格帯比較■
外壁材 | 価格帯目安 |
モルタル | 約2,000~8,000円/㎡ |
窯業系サイデイング | 約3,000~15,000円/㎡ |
金属系サイデイング アルミニウム | 約5,000~8,500円/㎡ |
金属系サイデイング ガルバリウム鋼板 | 約3,500~6,000円/㎡ |
タイル | 約9,000円~/㎡ |
これにより、タイルは、他の外壁材に比べ、価格が高いことが分かりますね。
では次に、一般的なリフォーム費用を見てみましょう。
■リフォーム費用の比較■
外壁の施工の種類 | ㎡単価目安 |
タイル | 素材や下地にもよるが、13,000円~ |
サイディング | 4,000円~ |
塗装 | 6,000円~ |
やはりこちらもタイルは他の外壁材のリフォーム費用より高額なことが分かりますね。
この理由は、施工方法にあります。
- 下地にサイデイング、その上に接着剤で外壁タイルを貼り付ける
- このため、サイデイングと外壁タイルの二重外壁となる
- 外壁タイルを一枚一枚手作業で貼り付け
このような材料費と、このような施工方法により、外壁をタイルに張り替えるリフォームでは、費用が割高になるのです。
リフォーム費用はタイルの種類や工法によって変わる!

リフォーム費用は、タイルの種類や工法によって変わります。
タイルの種類
外壁用のタイルの種類にはこのような違いがあります。
- 吸水率による区分
- うわぐすりの有無
- 成形方法
【吸水率による区分】
- 外壁に多用されるタイル
- 吸収率は低い
- 親水性が高い
- タイルの表面に水の膜ができると共に、汚れを洗い流すセルフクリーニング効果がある
- 外壁に多用されるタイル
- レンガのような素朴な風合いがある
【釉薬(うわぐすり)の有無による違い】
- 表面に釉薬を施したタイル
- 釉薬が塗られたタイルを高温で焼き上げることにより、表面がツルツルしたタイルに仕上がります。
- また、施ゆうタイルは、着色が可能
- 釉薬を施さず、素地がそのまま表面となるタイル
- 無ゆうタイルは、釉薬を塗らずに焼き上げる素焼きのタイル
- 粘土素材の自然な色や、質感に魅力があり、施ゆうタイルよりも高価
【成形方法の違い】
- 高圧プレス機で型にはめて押し固める成形方法
- 寸法精度が高い特徴
- コストは湿式成形より安価
- 機会から押し出し、サイズに合わせてカットする成形方法
- 表面に模様をつけることができる
工法の種類
タイルには、湿式工法と乾式工法があります。
- 古くからおこなわれていた施工方法
- モルタルや接着剤で下地とタイルを張り付ける工法
- 高い技術が必要
- 長い工期が必要
- 乾式工法より高価
- 近年主流の施工方法
- 施工費1㎡あたり4,000円~
- サイディング素材や合板の溝などにタイルをひっかけたり、接着剤で固定する方法
- 乾燥する時間が不要の為、工期が短い
このように、リフォーム費用は、タイルの種類や、工法の組み合わせによって変わります。
それぞれのメリットを踏まえた上で、ご予算内で種類、工法を選ぶことをおすすめします。
タイルのメンテナンス費用は割安?

外壁タイルのメンテナンス費用は、他の外壁材に比べ、割安です!!
どういうことか、見ていきましょう。
■メンテナンス頻度の比較■
外壁の施工の種類 | メンテナンス頻度目安 |
タイル | 洗浄(汚れ気になったら)・目地補修(20年毎) |
サイディング | 塗り替え(7~10年)張り替え(20~30年) |
塗装 | 洗浄・塗り替え(15~20年) |
高圧洗浄の費用
■約100~500円/㎡
外壁の汚れは高圧洗浄で行います。
目地のコーキング補修
■コーキング増し打ち:約500~700円/m(既存のコーキングの上に足す)
■コーキング打ち替え:約900~1,200円/m(既存のコーキングを撤去し充填)
■コーキング材撤去費用:約400~500円/m(打ち換えの場合発生)
コーキング材は経年により必ず劣化し、放置すると雨漏りの原因になります。
なお、タイル自体は、塗りなおす必要はありません。
このような理由から、メンテナンス費用は割安になるのです。


タイルの耐久性は職人さんの腕次第?業者選びは慎重に!

外壁をタイルにする場合、タイルを、接着剤や金具で壁に取り付けます。
この施工をしっかり行えば地震にも強く丈夫です。
しかし、反対にしっかり行えなければ「耐久性」も低く、また「浮き」や「剥がれ」、「一部タイル落下」のようなトラブルが発生します!
「タイルの耐久性は、実は職人さんの腕次第」と言われる理由は、このようなことからです。
そんなこと言われても・・・。
私たちは職人さんを信じるしかない!!のが現実ですよね。
だがしかし、デメリットを確実に回避したい!!
誰もがそう思いますよね。
だからこそ、「費用が安い」ばかりに気を取られてはいけません。
業者選びを慎重に、まずは信頼出来る業者を見極める事が重要となるのです!!
他にも、相場より高額なリフォーム費用を請求する悪徳業者も存在します。

実際に、タイルのリフォーム費用を不安に思っている人もいるんだ。
皆さんの声も聞いてみよう!!
今我が家をリフォームしているのですが、室内外合わせて約50平米をタイル張りにしょうと某リフォーム会社に見積もり依頼をしたところ、膨大な金額を提示されました。
引用:教えて!goo
先日訪問販売できた業者に話を聞き、即日モニター価格ということで契約をしました。
翌日、他の業者に見積もりをとることもなく、契約までしたことに不安を感じ、費用面で適切なものなのか質問させていただきたいです。
引用:教えて!goo

でも、だからこそ、信頼できる業者を探すことが何よりも大事なんだ。

まずは、信頼できる業者か見極めが大事なのね!!
そもそもタイルってどんなもの?

タイルとは、石や土などを混ぜて1200~1300度の高温で焼き固めたものです。
- 耐久性が非常に高い
- 耐火性が非常に高い
- 傷がつきにくくとても丈夫
- 紫外線や雨などに対して劣化や変色・変質がほとんどない
- メンテナンス性に優れている
- デザイン性の高さ
- 自然の素材の美しさ
- 独特な高級感、重厚感
- 他の外壁材に比べてリフォーム費用は割高
- 重量があるため、地震時に建物負担が大きい
絶え間なく変化する自然環境の中で、日々家はもとより家族を守ってくれる外壁。
どんな外壁材にも、メリットデメリットはありますが、タイルのメリットは唯一無二と言っても過言ではないようです!!
外壁をタイルにリフォームする費用まとめ
一般的な外壁タイルを張替える費用は、約13,000~36,000円/㎡
- タイル材の種類
- 工法の違い
- 面積
- 足場代
- 養生費
- 運搬費
これらにより、費用が大きく変わります。
まずは、正確な費用を知るために、信頼出来る業者に見積もりを出してもらいましょう!
このリフォームは、きっと家族みんなの笑顔を運んできてくれます。
どうか、読者様にとって最高のリフォームを実現してくださいね!!

詳しくは、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
タイルは、リフォーム用は高いけど、メンテナンス費用は抑えられるんだ。