タイル外壁って重厚でデザインも高級感があって憧れますよね。
おまけに耐久性も抜群の優れた外壁です。
しかし、タイル外壁はコストが高く、たとえ新築の場合でも多くのハウスメーカーはオプション扱いです。
それでも「タイル外壁が好き、憧れる」という方には「タイル調のサイディング」を使用するというアイデアはいかがでしょうか?
この記事では外壁をタイル調にする場合の方法や実例を写真とともにご紹介します。
どうぞ、最後までご覧ください!
■目次
外壁をタイルにするのはコストが高い!

外壁用のタイルは、他の外装材に比べてコストが高め。価格はタイルの種類や工法によっても変わってきます。
接着剤を使って貼り付ける乾式工法の場合、下地のパネルが1平方メートル辺り5,000円程度+タイル自体(材料)が1平方メートル辺り8,000円~3万円程度。
両方合わせて1平方メートル辺り1万3千円~3万5千円ほどです。
また、部分張りなど施工面積が少ないと割増になるケースもあります。
外壁塗装の施工単価が、1平方メートル辺り2,000円~5,000円、サイディングの施工単価が1平方メートル辺り4,000円~6,000円程度。
ということを考えると、割高だと分かりますね。
サイディングとは?
板状外壁材の総称。乾式工法の主要材料の一つで、施工の合理化に伴い採用されることが多くなっている。
セメントなどを主原料にしたもののほか、断熱材やハードボードなどを芯材に金属板で被覆したものなど多くの種類がある。
引用:weblio辞書
- タイル 1平方メートル辺り13,000円~35,000円程度
- 塗装 1平方メートル辺り2,000円~5,000円程度
- サイディング 1平方メートル辺り4,000円~6,000円程度
例として40坪の住宅で考えれば、だいたい200万円〜300万円ほどタイル外壁の方が金額が高くなってしまうのです。
外壁をタイル調にリフォームする方法と実例

タイルの外壁は高級感があって憧れるけど、やっぱり高い。わが家は無理……
でも、安心してください!
『タイル調のサイディングボード』を使えばお値打ちにリフォームできるんです!!
タイル調サイディングボード
タイル調サイディングボードとはタイルのような模様がつけられた窯業系サイディングボードのことを指します。
このサイディングボードで施工を行うとタイル外壁のような風合いを出すことができるんです!
サイディングは工事時間が短く費用も高くないのでとても人気。
でも、本物のタイルではないので、メンテナンス性や耐久性には劣ります。

引用:ニチハ
例えばこちらの2つの画像はタイル張りの外壁に見えませんか?
実はサイディングで有名なニチハという会社のタイル調サイディングボードなんです。
近年のサイディングはつくりが精巧になってきたので、ぱっと見はタイルかタイル調サイディングが見分けがつかなくなっています。

引用:ニチハ
サイディングはとにかく種類が豊富なのがメリットです。
なので、こちらの画像のように、渋めの印象の和モダンデザインに合うタイル調サイディングも見つけられますよ。
その家に合ったサイディングが見つけやすいこともサイディングを使うメリットです。
- 見た目はタイル外壁と見間違えるほど精巧なつくり
- 種類が豊富
- タイル外壁にするよりコストがかからない
- 材料はあくまでサイディングなので、耐久性・メンテナンス性はタイルに劣る

タイル調サイディングの実例
実際にタイル調サイディングを使った外壁を見てみましょう。

引用:リショップナビ
こちらのお宅はタイル調サイディングの外壁です。
本物のタイルのような色合いや高級感がありますね。

引用:アーリーホーム
こちらもタイル調のサイディングを使用しています。
ニチハのサイディングですが、サイディングにありがちなつなぎ目が分かりにくくなっていて、よりタイル外壁のようですね。
外壁をタイル調にリフォームする方法 まとめ
タイル外壁は重厚な雰囲気と高級感のあるデザインで人気です。
しかしコストは外壁の中で最も高いので、結局諦める方も少なくはありません。
そんな時は「タイル調サイディング」を考えてみてはいかがでしょうか。
タイル調サイディングはデザインの種類が豊富でタイルそっくり。
それであって本物のタイルほどコストはかかりません。
リフォームの時こそ憧れていた外壁に近づけたいですよね!
レンガ積みの家って素敵ですよね!気になる方はぜひ読んでみて下さい。

詳しくは、こちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。