サイディングの張り方の違いとメリット・デメリットをご紹介!

最も普及している外壁材は、サイディングです。

サイディングには、いくつかの張り方があるのをご存知でしょうか?

サイディング自体の性能は同じですが、張り方によって機能に違いができてきます。

今回は、サイディングの張り方と張り方による機能の違いについてお伝えします。

ぜひ、最後までご覧ください!

目次

サイディングの張り方(外壁の構造)

サイディングを施工する時には、外壁の構造上の張り方として2つの方法があります。

それぞれに、メリット・デメリットがあるので見てみましょう。

通気工法

通気工法とは、サイディングと下地のあいだに通気層を作る方法です。

これによって、壁の中の水分を排出できるので、湿気がたまりにくくなります。

ですので、メリットは防湿効果が高く、カビが生えにくいこと。

デメリットとしては、通気口を設けるために、釘やビスの負担が大きくなってしまいます。

また、外壁の強度が弱くなってしまいます。

通気工法は、サイディングメーカーが標準工法として推奨している張り方です。

ですので、現在、サイディングは、ほとんど通気工法が採用されています

直貼り工法

直貼り工法は、接着剤で外壁に直接、サイディングボードを張りつける方法です。

下地に防水シートを張り、その上から張りつけます。

メリットとしては、直接張るのでコストを抑えられること。

また、サイディング越しに外壁が呼吸できるようになります。

はるこ
え?

あっくん、外壁が呼吸するってどういうこと?

あつし
窯業系サイディングの表と裏は、湿気を出したり吸ったりしているんだ。

つまり呼吸しているんだよ。

ただし、外壁塗装をする際は注意が必要です!

塗り替えを行うことで、表面に塗膜ができてしまうと、呼吸ができなくなってしまいます。

すると、外壁が膨れてきてしまうなどの問題が起きてしまうのです。

直貼り工法で外壁塗装を行う場合は、呼吸を妨げない塗料を使うことでサイディングを長持ちさせることができます

ですが、やはり通気工法に比べると通気性が悪く、どうしても外壁の内部に湿気がたまってしまいます。

ですので、現在、サイディングで直貼り工法はほとんど使われていません

古い住宅では、直貼り工法が使われていることもあるので注意が必要です。

【通気工法と直貼り工法の違い】

引用:ユーコーナビ

サイディングの張り方(外壁の向き)

サイディングには、張り方の向きの違いもあります。

見た目だけではなく、張る方向によってメリットやデメリットにも違いがあります。

また、サイディングの種類によって適した張り方もありますので見てみましょう。

横張り

サイディングを横に張る方法です。

窯業系サイディングは、ほとんどが横張りです

横張りサイディングでは、胴縁を縦につけます。

胴縁とは
サイディングの裏に敷く下地材

【縦胴縁】

引用:アーキプレイス

縦胴縁は、構造上、通気性がよいという特徴があります。

あつし
空気は温まると下から上へ移動し、雨水は上から下へと流れて排出されるんだ。

ですので、縦胴縁は、空気と水の流れがスムーズ。

雨漏りが起こりにくく、下地の腐食も生じにくくなります。

横張りサイディングは、一般的な施工法なのでデザインやカラーなどの種類が多く、自分好みのものを見つけやすいというメリットも。

そして、横張りは職人さんがひとりで施工できるので、人件費がかからずコストが安くなります。

デメリットは、横方向にサイディングを張るので、どうしても縦の継ぎ目が多くなってしまいます。

見た目にも影響が出ますし、継ぎ目の不具合やコーキングのメンテナンス費用が発生します。

縦張り

サイディングを縦に張ります。

金属系サイディングでは、縦張りが増えてきています

縦張りは、横胴縁を使用します。

横胴縁は、縦胴縁と違って通気面で不利になってしまいます。

ですが、胴縁に溝を設けている、通気溝胴縁を用いれば通気しやすくなります。

【エアホール胴縁】

引用:ウエキハウス

また、横胴縁の長さを短くし、通気の数を増やす方法もあります。

このように、通期の面では手間や費用をかければ対策ができるのです。

一見、デメリットが多いような縦張りですが、特にデザイン面ではメリットがあります。

縦張りは、シンプルなデザインなので、おしゃれな外壁にすることができます。

スパン系と呼ばれており、若者を中心にとても人気があるんです。

また、横張りに比べて継ぎ目が少なくなるのも、すっきりしたデザインにできる要素です。

継ぎ目が少ないということは、不具合やメンテナンスをする機会も減るので、コストがかからないというメリットも。

サイディングの種類については、こちらの記事をご覧ください。

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また、多少金額があがっても、大掛かりなメンテナンス自体さけたいと考えていらっしゃるのであれば、こちらの記事も参考にしていただけますよ。

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サイディングの張り方まとめ

今回のまとめはこのようになります。

サイディングの張り方(外壁の構造)

【通気工法】

〈メリット〉

  • 湿気がたまりにくい

〈デメリット〉

  • 釘やビスの負担が大きくなる
  • 外壁の強度が弱くなる

【直貼り工法】

〈メリット〉

  • コストが安い
  • サイディング越しに外壁が呼吸できる

〈デメリット〉

  • 湿気がたまりやすい
  • 塗装によって呼吸が妨げられ、通気性が悪くなる

サイディングの張り方(外壁の向き)

【横張り】

〈メリット〉

  • 通気性がよい
  • バリエーションが多く、好みのデザインにしやすい

〈デメリット〉

  • 継ぎ目が多い
  • 継ぎ目のメンテナンスコストがかかる

【縦張り】

〈メリット〉

  • シンプルでおしゃれなデザインにできる
  • 継ぎ目が少ない
  • 継ぎ目のメンテナンスコストが低い

〈デメリット〉

  • 通気性が悪い
  • 通気性を改善するためのコストがかかる

注意点

  • サイディングの張り方は、通気工法が推奨されている
  • 直貼り工法のサイディングを塗装する場合は、呼吸を妨げない塗料を使う

サイディングを長持ちさせるには、湿気を抑えることが重要です。

ですので、通気性が高い張り方がおすすめです。

ですが、外壁は家の顔。

デザインにこだわりたいという人も多いと思います。

そして、メンテナンスの費用のことも考える必要がありますよね。

それを踏まえたうえで、コストとデザインの両方に目を向けて考えて見てはいかがでしょうか?

そして、一番大事なのは信頼できる業者を選ぶことです。

\信頼できる業者をお探しの方に/

最後まで、読んで下さりありがとうございます。

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